事業概要

挨拶

学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業の
展開にあたりご挨拶

東日本大震災から3年になろうとしておりますが、この震災により犠牲になられた方々のご冥福を改めてお祈りいたしますとともに、被災を受けられました皆さまに対しまして、心からお見舞いを申し上げます。

宮城教育大学は震災の直後に国の支援を受けて「教育復興支援センター」を設置し、被災地の教育復興及び発展を目指すとともに、地域に密着した教員養成を行うよう努力しております。

被災した児童生徒の学力低下、心的ストレス等教育的問題や被災地の教育環境課題は短期間で解決されるものではないため、時間とともに顕在化することを危惧しております。そこで宮城教育大学教育復興支援センターでは、被災地域における教育問題の実態把握と分析、学校教育問題に関する研究等を実施し、宮城県教育委員会及び仙台市教育委員会との連携のもと、県内の国公私立大学及び国立教員養成系大学・学部と連携・協働しながら、被災地の学校のニーズを的確に押さえた教育的支援を中長期的に提供したいと考えております。被災地域の教育的支援活動を通して、将来教員を志望する学生が、「教育実践力」を磨くとともに、人の役に立つことができたと自信を得たり、時に無力感を感じたりするその経験こそ、豊かな「人間力」を培うものとなると期待しています。

今後、教育復興を推進していくにあたって、自立的な復興を目指すことが重要であると言われています。子どもたちの学びや成長を支える教育の復興支援、地域における活動を担う人材の育成、そして世代間交流による知の循環型社会の確立など、新たな段階に進んでいる被災地のニーズを的確に捉えた教育的支援を展開していくことが必要です。

これらの教育的支援や研究活動を通じて、持続可能な地域の形成の核となる学校の中で、真に地域人材の育成に貢献できる教師の養成を進めてまいります。その結果、被災地の復興に大きく貢献するとともに、今後の教育復興モデルの方策や再構築にも資するものと確信しています。

地域に根ざし、地域を支える大学として、実践や研究を通して得た知見を全国や世界へ発信する大学として、産・官・学・民の連携を一層強化しながら、着実な歩みを進めて参ります。

宮城教育大学長 見上一幸

事業概要

宮城県内の被災地における地域コミュニティの再生を目指し、学びを通した支援事業を実施する。

基本理念としては、産・官・学など多様な主体が連携して被災地の復興を推進するとともに、一過性のものとせずに、長く地域に根差す仕組みづくりを実現したいと考えている。

事業構想としては、3年から5年の中長期的な見通しを持ちながら、宮城教育大学を拠点とした事業運営を行う。

地域の復興を支援するにあたり、被災地を抱える自治体との連携を図っていく計画だが、取り組む内容として、以下の項目を基本に進めていく。

  1. 地域における活動を担う人材の育成
  2. 人と人とのつながりを再生する学びの事業の推進
  3. 学校と地域とが協働でとりくむ防災教育の創造と実践
  4. コミュニティ再生を支える地域連携組織の構築
事業概要

運営組織

運営組織